2024.6.25

神遊協通常総会 非組合員ホールを含めて全てのホールが自己申告・家族申告プログラムを導入

神奈川県遊技場協同組合(神遊協)は6月21日、横浜ベイホテル東急で第58回通常総会を開催した。

総会の冒頭に挨拶した伊坂重憲理事長は、「依存問題への取組みは、アドバイザーの育成はもちろん、神奈川県においては非組合員ホールを含めて全てのホールが自己申告・家族申告プログラムを導入している。大変厳しい経営を強いられているが、今後も健全営業に徹し、社会からの要請に真摯に応えて行く」と述べた。

来賓祝辞では、神奈川県警察本部生活安全総務課の杉澤敦課長代理が登壇。「ホール関係4団体が広告宣伝ガイドラインを策定したが、全国に目を向けるとあえてガイドラインをすり抜けようとする広告宣言があるほか、最近では第三者を装って遊技機の設定状況を示唆するものも見られる。本県においてこのような広告宣伝を行なっているホールは無いが、今後もガイドラインに沿った取り組みが推進されることを期待している」と述べた。

議事は上程された8議案をすべて可決承認。令和6年度の事業計画では、安心して遊べる遊技環境の構築、依存問題対策の推進、地域に必要な存在としての社会貢献活動の推進など全11項目を継続的重点推進事項に挙げた。

辞任に伴う役員選任では、都築・緑組合の大日向学氏、同酒井雄一郎氏、川崎市組合の田渕亮平氏、藤沢組合の眞邉貴大氏、平塚組合の荻野将夫氏が理事に選任された。

総会後の祝賀会では、自民党遊技産業議員連盟会長の田中和徳衆議院議員、木村義雄前参議院議員、全日遊連の阿部恭久理事長、日遊協の西村拓郎会長、全商協の中村昌勇会長、回胴遊商の大饗裕記理事長、全関東遊連の趙顕洙氏(埼玉県遊協理事長)ら多数の来賓が出席した。

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